中部台湾のツマグロヨコバイの vamidothion 感受性

概要

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台中近辺の5カ所で採取したツマグロヨコバイのvamidothion感受性を局所施用で調べた.Shu-wangとHsiang-luからの採取虫は抵抗性であった.後者は最大の抵抗性比(26.3)を示し, そのアセチルコリンエステラーゼのvamidothionによる阻害は感受性虫のそれにくらべ1/4におちていた.ディスク電気泳動像は一般に抵抗性, 感受性間で差はなかったが, Wu-fu採取虫(抵抗性比4.5)にだけアリエステラーゼ活性が強くアセチルコリンエステラーゼ活性が中等度の泳動帯が余分にみられた.しかしこのアセチルコリンエステラーゼはvamidothion感受性が最大であった.
日本農薬学会の論文
1980-05-20