羽口破損防止の一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高爐羽口破損の状況を見るに, 共の原因は結局冷却水の効果不充分なりと思考せらるゝ場合が甚だ多い。夫故に冷却水が羽口内部で如何なる運動をなしつゝあるかを確めたるに内部に於ける冷却水の運動が局部的にして其冷却効果不充分なるを確認した。依て冷却水の運動を局部的ならしめず之を普遍的ならしめ而して冷却効果充分ならしむる爲には螺旋状に冷却水を回轉流通しむる事が必要である事が判つた。依て此の爲に注入管の形状方法に付き冷却水の内部運動を普遍的ならしむる爲に實驗せるものである
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 1948-02-25
著者
関連論文
- 羽口破損防止の一考察
- 出銑温度の測定結果に就て
- 27) 出銑温度の測定結果に就て(日本鐵鋼協會第 24 囘講演大會講演大要)
- 製鋼と燃料に就て
- 製鋼工場に於ける Emissivity に就て
- D. 鋼材の燒減りに就て(I. 第十二第十三囘研究部會講演)
- A. 鋼材工場に於ける熱經濟に就て(I. 第十二第十三囘研究部會講演)
- 熱風爐の構造とその熱能率に就て
- 3) 熱風爐の構造と其熱能率に就て(日本鐵鋼協會第拾四囘講演大會)
- 壓延工場に於ける加熱爐の熱能率と鋼片の大小に據る損得比較其他に就て