共同研究 13 インフルエンザ桿菌による気道免疫誘導機構の解明
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概要
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インフルエンザ桿菌(non-typeable Hamophilus influenzae:NTHi)は,成人の市中肺炎,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの主要な起炎菌であり,耐性菌の増加が臨床的な問題となっている。また,本菌に肺感染免疫応答においては不明な点が多く,今後のワクチン開発を視野に入れた基礎的研究が望まれている。一方,樹状細胞(DC)はプロフェッショナルな抗原提示細胞であり,感染免疫応答において重要な役割を果たしているが,呼吸器細菌感染時における動態とその後の獲得免疫誘導機構とのリンクについての研究は少ない。
- 長崎大学の論文