マルチメディアの基礎を習得するための実習(<特集>簡易言語と数式処理ソフトの教育実践と提案)
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概要
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マルチメディアについて最初に実習すべきことは「マルチメディアデータ(音声,静止画,動画)の特性を理解すること」と考える.例えば「数値・文字データと異なり,音声や動画データは時間軸を持っており,このためシステムはリアルタイム性,連続性を要求される.」といったことを理解させる.この趣旨から実習ではマルチメディアデータの作成,編集に重点を置く.最終的にはMicrosoft Visual Basic4.0を使って簡単なマルチメディアデータベースシステムを作成する.言語やデータベースを理解するための負担を極力軽くして,学習者がマルチメディアの特性,特徴を理解することに集中できるように工夫した.
- 日本高専学会の論文
- 1997-01-31