製品開発におけるCAEシステムの新しい流れ(<特集>研究者・技術者のツールとしての有限要素法技術)
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概要
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CAEが生産性向上に大きな効果があることを疑う人は少ないであろう.しかし, このCAEの普及率が, CADに比べて極端に低いのはなぜであろうか.<BR>本稿では, 最初にこの疑問について考え, その原因らしきものを灸り出してみた.そして, これらを解決するためには具体的に何をなすべきかについて私なりの考えを述べるとともに, 現在, すでに実現されているシステムを幾つか紹介した.<BR>これらのシステムは, 従来からの問題点に真正面から取り組んだものではあるものの, まだまだ十分とは言い難い.しかしながら, 今後のさらなるハードウェアの発展とこれまで説明してきたソフトウェア上での地道な努力によって, 近い将来, ほとんどの問題が解決されるものと期待している.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1996-10-05
著者
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