兄妹に発症した先天性総胆管拡張症の治験例
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概要
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先天性総胆管拡張症congenital cystic dilatation of common bile ductまたは先天性総胆管嚢胞congenital choledochal cystは比較的まれな疾患で1723年Vaterによりより初めて紹介され,1852年Douglasが独立した疾患として報告した.本邦においてはSakumaが1905年第1例を報告し,以後多数の報告が見られる.本症の成因についてはいまだ定説はなく興味あるところである.最近われわれは,拡張形態こそわずかに異なってはいるが,兄妹に発症するという本症を経験し,その成因を考える上でも非常に示唆に富む症例と考えたので,若干の文献的考察を加えて報告する.
- 一般社団法人日本消化器外科学会の論文
- 1987-11-01
著者
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