図面形援助による複合形状設計(第1報) : 形状設計向き表示装置
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概要
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製品の形状設計は, 製品の目的を全体的に把握しながら経験の助けを借りて, 機能と形状のバランスを取りつつ設計を進める初期設計過程と, その後の詳細設計過程とに分けられる.本論文は初期設計において, 厳密でなくても高速で実在的な形状表示が設計の質と生産性を高めるとの前提で, 次のような考察と実験を行っている.まず, 高速な表示のためには, 設計・生産のためのデータ構造を作ってから表示をする従来の設計ループとは別に, 表示専用のグラフィックスループを分離する必要があること, 第二に形状の直観的把握のためには, 線図形に加え実在的な面図形が有効であること, 第三に面図形のための三次元平面補間が, 隠れ線・面消去に有効であること, 第四に表示のみの形状集合演算が提案され, 最後にこれらの考察に基づいて線図形と面図形を動的に扱える形状設計向き表示装置の試作について述べられ, 基本的な表示例が示されている.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1981-02-05
著者
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