高速円すいころ軸受の性能(第2報) : 軸受サイズ、荷重、回転数、給油量の影響
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概要
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円すいころ軸受井32211、♯32216、♯32220を用いて軸受背面から給油し、軸受正面から排油する循環給油により、回転数3000〜15000rpm(dn=16.5〜110万)、スラスト荷重500〜2000kgf、給油量0.87〜6.96kg/min、給油温度40〜85℃の範囲において、これらの条件が軸受摩擦モーメントおよび軸受温度上昇に及ぼす影響を調査し、その推定式としてM=2.7×10^<-3>・P・d_m^<0・65>+1.6×10^<-2>・Z_B^<0.45>・Q^<0.4>×N^0.4・d_mM : 摩擦モーメント(kgf・cm)、P : スラスト荷重(kgf)、d_m : 軸受平均直径(cm)、Z_B : 軸受温度における油粘度(cP)、Q : 給油量(貫通油量)(kg/min)、N : 回転数(rpm)θ_B一θ_I=7.3×10^<-4>・Z_I^<0・3>・ P^<0・2>・ Q^<-0.4>・ N^<0.85>・d_mθ_B : 軸受温度(℃)、θ_I : 給油温度(℃)、Z_I : 給油油粘度(cP)が得られ、摩擦モーメントおよび軸受温度上昇ともに試験結果に対して比較的よく一致した。
- 1980-08-05
著者
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