表面構造に関する研究
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概要
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多くの小さい単位立方体の頂点同志が完全にランダムに、かつ小さいエネルギーで結合した結晶は、8隅説ともなじみ、その表面の多くはファセット(切子)状になる。またこの表面と交わる一平面との交差曲線は単調増加もしくは減少のステップ関数となり、かかる面を"正規表面"と名付けた。これら表面の両側を占める立体は、表面とほぼ直角方向なら、欠ける部分のないように引き離すことができる。単位立方体が1^3より6^3個にいたる立方体の二分によって生ずる表面の状態和に対する形状計算級数G(x)は次のようになった。G(x)=2x+20x^2+980x^3+232848x^4+26722753x^5+1478619421136x^6+…このような表面は、自然界で結晶生成の初期に、いわゆるK面などでみられる
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1980-08-05