回転体部品を基本構成要素とする機構・構造の自動設計システムの開発
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概要
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レンズ鏡筒やスピンドルのような回転体を基本形状とする部品による構成体を設計する対話形式のCADシステムを開発した。本システムは, 初期設計, 組立図表示, 設計者の創造作業や判断を補助する諸機能, 部品図の表示・修正・付加機能, 出力に関する諸機能から構成される。組立図表示は, 回転成分を二次元的に処理し, 目的に応じて非回転成分を付加することにより実現された。本システムでは, 部品形状を表現するために, 物体の形状と状態を分けて記述する方法を導入した。さらに, 部品相互の関係を認識するために, 結合形状をねじ止めや堅いはめあいの場合とフランジにはさまれた物体のような結合の場合との2種類の型に分類し, 干渉検出を利用して, 仮想変位法という新しい結合認識法を確立した。
- 1980-11-05
著者
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