VBNCサルモネラの感染症(<特集>「土壌・水圏におけるViable but nonculturabel (VBNC)微生物」)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The pathogenicity of Salmonella was studied in different growth phases to clarify the VBNC state of this bacteria in the environment. Salmonella typhimurium in the logarithmic phase kills BALB/c mice much more efficiently than that in the stationary phase when infected p.o., and similar differences were observed in the binding activity of this bacteria in these growth phases to macrophages and colon epithelial cells. However, Iogarithmic Salmonella is more sensitive to distilled water than stationary Salmonella and did not survive longer than 2 days. On the contrary, stationary Salmonella survived for more than 8 months in phosphate-buffered saline and was able to regrow in nutrient-rich medium upon incubation at 37℃, showing pathogenic activity to mice. Survey of Salmonella in the Tama River revealed that several colonies were virulent Salmonella enteritidis containing the plasmid encoding invA and enterotoxin, and some of these colonies showed lethality to mice as potently as pathogenic strains isolated from patients. These results suggest that Salmonella is found in river water and might regrow in nutrient-rich medium becoming pathogenic. Furthermore, the growth phase may be an important factor for this bacteria not only to survive in the environment but also to manifest pathogenicity to the host.
- 日本微生物生態学会の論文
- 1999-06-30
著者
関連論文
- VBNCサルモネラの感染症(「土壌・水圏におけるViable but nonculturabel (VBNC)微生物」)
- マウスマクロファージ様細胞株J774/JA-4の腫瘍壊死因子(TNFα)産生に及ぼすオリゴ糖の効果(短報)
- C-24 コンパクト生菌迅速定量装置の開発(環境衛生、食品衛生、生理・増殖、界面・バイオフィルム,第1回ポスター発表)
- B-47 粘着シートによる微生物の自動計数(界面・バイオフィルム/食品衛生1,口頭発表)
- P-083 CPRINS-FISH法によるバクテリオファージを介した遺伝子伝播の定量的解析(遺伝子伝播,ポスター発表)
- P-082 産生様式の異なる菌体外DNAの形質転換能(遺伝子伝播,ポスター発表)
- P-070 In situ RCA法によるプラスミド取込み能を有する細菌のモニタリング(モニタリング,ポスター発表)
- P-008 河川環境におけるベロ毒素遺伝子の現存量と多様性(水圏生態系,ポスター発表)
- 29-A-15 医薬品製造用水供給システムの微生物管理(群集構造解析,一般講演)
- 28-A-09 マルチカラー画像解析法による多重染色試料の簡便な定量(モニタリング,一般講演)
- 28-A-08 In situ RCA法による特定遺伝子を持つ細菌の検出(モニタリング,一般講演)
- 27-B-20 βラクタマーゼの多様性に関する研究(遺伝子解析,一般講演)
- 27-A-16 gyrB遺伝子発現量よりもとめた環境中における細菌の増殖速度(水圏生態系,一般講演)
- 27-A-02 モデル生態系における組換え遺伝子の挙動と遺伝子伝播への寄与(水圏生態系,一般講演)
- 培養操作に依存しない遺伝子伝播研究(遺伝子伝播)
- 安全性評価のための微生物モニタリング手法(環境適用における微生物安全性)
- B-51 マルチカラー画像解析法による生菌の迅速・簡便な定量(食品衛生2/広宿主域遺伝子/モニタリング,口頭発表)
- B-50 菌体内遺伝子増幅法の標準化における問題点とその改良(食品衛生2/広宿主域遺伝子/モニタリング,口頭発表)
- T-1 In situ analysis of community structure in activated sludge with 2-hydroxy-3-naphthoic acid-2'-pheylanilide phosphate and Fast Red TR in situ hybridization(平成12年度日本微生物生態学会論文賞受賞講演)
- 病原性大腸菌
- 粘着集菌法による院内環境の微生物モニタリング
- 生理状態の異なる大腸菌O157に対する市販イムノクロマトグラフィーキットの検出感度比較
- C-142 バイオオーグメンテーション実証試験における微生物の消長(バイオリメディエーション-1,ポスター発表)
- C-122 直接計数法による生薬の衛生微生物管理(バイオフィルム、生理・増殖,ポスター発表)
- A-10 医薬品製造用水の衛生微生物学的評価(モニタリング,口頭発表)
- 水圏環境中の大腸菌 O 157
- 河川水中の大腸菌O157(「土壌・水圏におけるViable but nonculturabel (VBNC)微生物」)
- P-072 水環境中に生息する細菌のマイクロコロニー法による自動計測(モニタリング,ポスター発表)
- RAW264.7マクロファージ様細胞のプロスタグランジン合成におけるエイコサペンタエン酸の調節的役割について
- 夢はバラ色 細菌を迅速、高精度に検出する
- マイクロコロニー法による食材中の増殖能をもっ細菌数の迅速測定
- 2J1600-5 黄砂による細菌の長距離移動(バイオエアロゾル:新しい潮流が示す世界,シンポジウム)
- マイクロコロニー自動計数システムによる水環境中の生菌数の迅速計測
- 環境中の細菌を迅速に検出する : その現状と応用
- B-03 固体表面上の微生物計数を目的とする粘着集菌シートの開発(活性、界面・バイオフィルム-1,口頭発表)
- 蛍光染色法による地下水中の細菌数評価
- Thiobacillus thioparusのチオシアン分解に及ぼすチオ硫酸塩の影響 : 微生物
- ベロ毒素(VT-1)の Vero 細胞への結合とタンパク合成阻害におよぼす Gb3 liposome の調節機構について
- バイオレメディエーションの現状と展望
- C-22 FISH-FCM法による水環境中の微生物の定量(環境衛生、食品衛生、生理・増殖、界面・バイオフィルム,第1回ポスター発表)
- 29-A-14 生分解度試験に用いる活性汚泥の微生物群集構造解析(群集構造解析,一般講演)
- 熱帯の河川における細菌の活性および群集構造の解析
- 紫外線照射された大腸菌lon変異株の致死性の回復
- 粘着集菌シートを用いた簡便な衛生微生物学的環境評価
- C-68 In situ LAMP法による特定細菌の検出(モニタリング、ルーメン・消化管生態系、その他,第2回ポスター発表)
- 地球を巡る微生物 : 健康な生活を保証する
- LPS単独処理とLPS, IFNγ同時処理により誘導されたマクロファージ系細胞株RAW264.7のiNOS活性における相異性
- 29-B-01 CTC-FISH法による地下水中の呼吸能を持つ特定細菌の定量(食品衛生,一般講演)
- B-48 CTC-FISH法による食品中の特定微生物の生理活性評価(食品衛生2/広宿主域遺伝子/モニタリング,口頭発表)
- A-11 蛍光抗体-CTC二重染色法を用いた大腸菌O157の検出(モニタリング,口頭発表)
- P-068 On-chipフローサイトメトリーを用いた河川水中の細菌の迅速定量(モニタリング,ポスター発表)
- 蛍光染色による細菌の可視化と迅速・高精度検出
- 蛍光活性染色法による注射用水製造工程の衛生微生物学的評価
- 環境中の微生物を培養することなく追跡する
- 29-B-02 CTC-FISH法によるミルク中の生きている危害微生物の迅速定量(食品衛生,一般講演)
- 28-A-07 走査型電子顕微鏡を用いた菌体内遺伝子の検出(モニタリング,一般講演)
- 新しい微生物検出法とその醸造学分野への応用
- A-12 タイ市街部の河川・運河の衛生微生物学的評価(モニタリング,口頭発表)
- マイクロコロニー蛍光抗体法の温泉施設管理への応用
- 環境中の微生物モニタリング : バイオレメディエーションを例として
- P23-24 黄砂発生源の土壌中に生息する細菌の多様性(23.地球環境,2012年度鳥取大会)
- 23-27 黄砂とともに飛来する細菌の現存量と多榛性(23.地球環境,2012年度鳥取大会)