胸腔鏡下に摘除した迷入性甲状腺腫の1例

元データ 2002-05-15 特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会

概要

胸腔鏡を用いて摘除した迷入性縦隔内甲状腺腫症例を経験したので報告する.症例は31歳,女性.中縦隔腫瘤を指摘された.良性腫瘤の診断で胸腔鏡下に摘除したところ,病理組織学的には腺腫様甲状腺腫であった.迷入性縦隔内甲状腺腫は稀な疾患で,甲状腺とのつながりがないため,術前に診断されることは少ない.治療は外科的摘除が適応となるが,比較的血管に富み,栄養血管が発達していて摘除に難渋するとの報告がある.しかし,術前に組織学的診断がつかなくても,画像検査で周囲血管との関係を十分に検索すれば,甲状腺腫であっても他の良性縦隔腰瘤と同様に胸腔鏡下摘除は可能であり,低侵襲に診断,治療ができると考えられた.

著者

手塚 憲志 自治医科大学附属さいたま医療センター呼吸器外科
遠藤 俊輔 自治医科大学附属さいたま医療センター呼吸器外科
大谷 真一 自治医科大学呼吸器外科
山本 真一 自治医科大学呼吸器外科
長谷川 剛 自治医科大学呼吸器外科
蘇原 泰則 自治医科大学外科学講座呼吸器外科学部門
山口 勉 自治医科大学胸部外科
斎藤 紀子 自治医科大学呼吸器外科
村山 史雄 自治医科大学呼吸器外科
齊藤 紀子 自治医科大学 外科学講座呼吸器外科部門
遠藤 俊輔 自治医科大学 呼吸器外科
山口 勉 自治医科大学呼吸器外科
村山 史雄 自治医科大学胸部外科
村山 史雄 自治医科大学 病理
長谷川 剛 自治医科大学医療安全対策部・呼吸器外科
蘇原 泰則 自治医科大学呼吸器外科
手塚 憲志 自治医科大学付属さいたま医療センター呼吸器系診療部
長谷川 剛 自治医科大学医療安全対策部
手塚 憲志 自治医科大学:自治医科大学医学部外科学講座呼吸器外科学部門
長谷川 剛 自治医科大学医学部
山本 真一 自治医科大学医学部外科学講座呼吸器外科学部門

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