人間工学が日本の工業化に果たした役割
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概要
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日本における人間工学の研究は1920年代から行われている. 研究の方法として, 1つは労働科学的なアプローチ, もう1つはシステムズアプローチがある. ヨーロッパの人間工学研究は主として前者に影響を与え, アメリカにおける人間工学研究は主として後者に影轡を与えた. 日本における人間工学研究の特徴を示す代表例として, 自動車工業と鉄工業および新幹線の開発の場合を述べる. これらの研究, 開発においては, 日本独特のシステムでのアプローチおよび終身雇用制が果たした役割は大きい. 日本の人間工学が直面する今後の大きな問題は, 経済的社会的変化に対応して人間と機械の役割の適正分担を考えることである
- 産業医科大学学会の論文
- 1981-09-01
著者
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