種々慢性閉塞性肺疾患を有したインド東部地域の鉄道従業員における肺機能テスト
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概要
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)を有した146名と正常人151名に対して肺機能テストを行った結果を報告する。COPD群を慢性気管支炎,肺気腫,および気管支喘息のカテゴリーに分類し,正常人と比較した。全ての肺機能テストでCOPD群は正常人の喫煙の有無にかかわらずその機能と比較すると劣っていた。COPD群の中では肺気腫の患者で特に肺機能が低下していた。COPDの発症年令と肺機能低下との関連性は認められなかった。COPD群でFVCとFEV_1の間には強い相関性がみられた。また,PVCおよびFEV_1とFEF_<25-75%>, EFF_<200-1200ml>, FEF_<75-85%>, MVV_F,およびPEFRとの間にも正の相関関係がみられた。
- 産業医科大学学会の論文
- 1995-09-01