産業看護(保健)学の専門性(II) : 第17回産業医科大学国際シンポジウム報告
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概要
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第17回産業医科大学国際シンポジウムは,"産業看護の専門性"をテーマに平成9年10月20-22日の3日間17カ国とILOから計352名の参加者を迎えて本学ラマツィーニホールにおいて開催された。小泉明会長の会長講演とILOのDr.G.H.コッペによるILOのメッセージに続き,シンポジウムテーマと同じテーマで米国産業看護協会(AAOHN)会長Dr,B.ロジャース,そして,産業保健のパートナーシップについて米国NIOSHのDr.M.フィンガーハットの基調講演があり,セッションテーマとして1)産業保健のパートナーシップ,2)産業看護職の教育,3)産業看護技術,4)産業看護情報,5)産業看護の経済性についてそれぞれ基調講演,一般口頭発表と討論があり,さらに,ポスター展示による発表において熱心な討議が行われた。この種の会合としては本邦第一回ということもあり,またこの分野での国際的会合も希有であったことから各国参加者の関心も高く,産業看護の専門性および位置づけ,教育の問題,また産業保健の現場における他職種との協働について特に多くの関心が寄せられ予想外の成果を上げることが出来た。
- 産業医科大学学会の論文
- 1998-09-01
著者
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