「労働安全衛生マネジメントシステム」の新たな展開に向けて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)は,現在多くの企業や事業場において導入されているが,導入の検討段階にある事業場や当面導入する予定のない事業場も少なくない.また,OSHMSを実施している事業場においても,衛生・健康面に対する取組みは弱い.本報では,OSHMSが我が国に導入された経緯とOSHMSの基本的な進め方について概説し,OSHMSが多くの企業に普及し実効ある成果をあげるために,検討すべき課題と今後の展望について述べる.ここで示す課題は,リスクアセスメント,法体系の整備,システム監査,安全衛生の個人管理,低濃度曝露影響の評価,適正配置システム,人材の養成,支援体制の整備,中小規模事業場への対応である.
- 産業医科大学学会の論文
- 2004-09-01
著者
関連論文
- 27.語音弁別能評価法に用いる多音節語音表及び67-S語表の単音節明瞭度と音圧の比較(第27回産業医科大学学会総会 学術講演会記録)
- 18.企業における通信機器の使用とコミュニケーションエラーの調査(第26回産業医科大学学会総会 学術講演会記録)
- 57.暑熱作業における熱中症予防のための環境条件と労働時間の検討(第24回産業医科大学学会総会 学術講演会記録)
- G201 有害化学物質の管理に係るコストに関するアンケート調査
- 「労働安全衛生マネジメントシステム」の新たな展開に向けて
- 作業場の安全管理