音声アウトプットに及ぼす「振り返り」の効果

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概要

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• 本研究は自身の音声アウトプット(英語の質問への応答)を振り返ることがスピーキングにいかに効果を及ぼすかを検証することを目的とする。2群を構成し、一方には家庭学習として多様な振り返り活動を行わせた。他方の群には、振り返り活動は行わせず、単に授業直後に自分の発話の録音を聞く時間のみを与えた。3ヶ月後のスピーキングテストにおいて、統語的複雑さと語彙の多様さにおいて有意な差が生じたが、流暢性や性格さには効果は認められず、この活動は中間言語の発達に限定的作用したと考えられる。

• 大分大学の論文

著者

• 柳井 智彦

  大分大学教育福祉科学部

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