「自律神経免疫療法による癌治療」 : 癌退縮をもたらすリンパ球レベル
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概要
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我々多細胞生物は、一つの目的に向かって行動する時、細胞全体がある程度協力し合わなければならない。このために自律神経系があり、無意識の内に協力体制が整う。自律神経の支配下にあるのは細胞にほとんど例外はなく、血液中を流れる白血球も同様であった。このため自律神経のバランスが崩れると白血球の分布が変化し過ぎ、全身に異常がきてついには病気となる。癌患者の場合は免疫系が低下している。これは、リラックスの自律神経である副交感神経系が抑制され、その支配下にあるリンパ球が減少しているためである。副交感神経を優位にしてゆくとリンパ球が増加し癌は自然退縮を始める。
- 日本計算機統計学会の論文
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