中世パリにおける同業組合の制度的構造 (<特集>都市共同体とギルド)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Cet article presente les structures legales et institutionnellles des corporations parisiennes au moyen age, en analysand <<le Livre des metiers>> (ed. par Etienne BOILEAU, 1268) comme material. Au milieu du XIIIe siecle, duelque cent trents corporations s' organisaient dans l' artisanat parisien en meme temps que les metiers tendaient a s' emietter, a se specialiser toujours plus. La corporation se composait des trois categories : maitre, compagnon et apprenti. A l' egard des maitres, dans certaines corporations, ils devaient <<achter le metier>> du roi. Et ils n'etaient pas tous egaux legalement entre eux dans la meme corporation. Dans <<le Livre des metiers>>, aucun texte n' oblige a passer, apres le temps d'apprentissage, par le stade de compagnon. L' unique cause de l' existence de la categorie des compagnons etait donc le manque d' argent plutot qu' une interdiction formelle ou que des exigences d' ordre technique. Les apprentis se divisaient en deux genres: <<apprentis privez>> et <<apprentis estranges>>. Les reglements corporatifs s' adressaient seulement aux derniers. Par consequent, les premiers jouissaient d' un grand nombre de privileges. L' administration de la corporation se chargait des <<gardes>>, qui etaient sous Ia direction du prevot de Paris a titre de representant du roi. En outre, certaines corporations etaient controlees par un autre pouvoir superieur, <<grands maitres>>, a qui le roi avait donne le droit de vente du metier et qui etaient pour la plupart des grands officiers royaux. En somme, les corporations remplissaient les fonctions industrielles, religieuses, policieres, judicieres et financieres dans la ville de Paris au moyen age.
- 1987-08-25
著者
関連論文
- 中世パリの魚屋に関する法史料について--刊本史料を使用するための若干の予備的検討
- 中世パリの漁師と魚屋--その職業規則から
- 中世パリの粉ひき業と領主権
- 中世におけるパン製造業の法的諸相(三) : 中世パリ慣習法の研究
- 中世におけるパン製造業の法的諸相(二) : 中世パリ慣習法の研究
- 中世後期パリにおける賃労働関係--B.ゲレメクの研究をめぐって-3完-
- 中世におけるパン製造業の法的諸相--中世パリ慣習法の研究-2-〔含 資料〕
- 中世におけるパン製造業の法的諸相-1-中世パリ慣習法の研究
- 中世後期パリにおける賃労働関係--B.ゲレメクの研究をめぐって-2-
- 中世パリにおける同業組合の制度的構造 (都市共同体とギルド)
- 中世後期パリにおける賃労働関係--B.ゲレメクの研究をめぐって-1-
- 報告 14世紀パリにおける経済危機と王権の政策--1351年勅令の歴史的位置づけをめぐって (1986年度〔西洋史研究会〕大会共通論題報告--中世後期における国家と都市)
- 中世パリの服飾業--パリ同業組合規約の訳・注解
- 中世パリにおける石工職--パリ同業組合規約の訳・注解
- 翻訳 Ch.プティ=デュタイイ『フランス中世都市における誓約団体〈コミューン〉』(3)
- 翻訳 Ch.プティ=デュタイイ『フランス中世都市における誓約団体〈コミューン〉』(2)
- 翻訳 Ch.プティ=デュタイイ『フランス中世都市における誓約団体〈コミューン〉』(1)
- 中世フランスにおける同業組合の管理・運営組織--パリ同業組合規約の資料的研究
- 中世フランスにおける徒弟および職人・親方--パリ同業組合規約の資料的研究 (世良晃志郎先生退職記念号)
- 河原温著, 『中世フランドルの都市と社会-慈善の社会史-』, 中央大学出版部, 2001年5月, 315頁, 4,000円
- 渡辺節夫「西欧中世における王の権威と聖性--カペ-朝期の血統性と聖別を中心として」,同「フランス中世中期における貴族制と親族関係--シャンパ-ニュ地域の事例について」,同「西欧中世における封建制の展開と騎士身分の形成--フランスの事例を中心に」,同「領主と農民」,同「(批判と反省)西洋中世政治権力構造をめぐる基本的諸問題--拙著に対する諸批判に答えて」
- 《中世都市versus神判》論とそのパラメーター : バートリット=カネヘム論争への ノート (中川良延先生・満田重昭先生退官記念号)
- 中世の神判をみる視点とその座標系 : カネヘムの所説によるノート
- 都市のと--都市史研究国際委員会サンフランシスコ会議(1975・8)へのヴォルフ報告(資料)
- G.フルカン著「中世における領主制と封建制」(Guy Fourquin;Seigneurie et Feodalite au moyen age,1970)
- ラングドックにおける塩税と身分制議会-1-
- ラングドックにおける塩税制度の成立〔フランス〕
- 身分制議会把握の理論的諸問題--方法的視角から若干の反省
- フランス絶対王制成立過程における塩税制度(gabelle du sel)-1-(フランス絶対王制の研究-2-)
- フランス絶対王制成立過程における塩税制度(gabelle du Sel)-1-(フランス絶対王制の研究-2-)
- 国民国家とフランス語--ヴィレル=コトレ勅令(1539年)の歴史的位置づけをめぐって
- 書評 高澤紀恵著『近世パリに生きる--ソシアビリテと秩序』
- 書評 小山啓子著『フランス・ルネサンス王政と都市社会--リヨンを中心として』
- 書評 山田雅彦著「中世北フランスにおける都市付属領域の形成--アラスの事例を中心に」(『文学部論叢』(熊本大)七八号)
- プティ=デュタイイのコミューン論の理解をめぐって--山田雅彦氏の批判に答える
- 書評 志垣嘉夫『フランス絶対王政と領主裁判権』
- 伊藤滋夫「近世ノルマンディにおける直接税徴税機構--地方三部会とエレクシヨン制」
- 「フランス革命期の法学教育・司法制度・法曹」石井三記(人文学報 70号)
- 「身分制と身分制議会」(岩波講座「世界歴史」11・中世5所収)を読んで
- ローマ法・西洋法制史文献目録(昭和43年1968年)
- ローマ法・西洋法制史文献目録(昭和43年 1968年)
- 国家と身分制議会--フランスにおける《Parlementarisme》をめぐる諸問題-2-
- 国家と身分制議会--フランスにおける《parlementarisme》をめぐる諸問題-1-
- 環境憲章とフランス憲法
- 現代フランス法におけるヴィレル=コトレ勅令(1539年)
- 中世ハンガリーの神判文書について--ヴァラド文書に関するイムレ・ザイタイ論文によるノート
- 「パリ市の一般警察および諸職に関する国王ジャン2世の勅令」(1351.1.30)(資料)
- 中世パリにおける毛織物業の構造 (中・近世の商人と職人)
- 中世パリの麻物業--パリ同業組合規約の訳・注解
- 中世パリの毛織物業--パリ同業組合規約の訳・注解
- 中世パリにおける絹関係諸職業-2-パリ同業組合規約の訳・注解(資料)
- 中世パリにおける絹関係諸職業-1-パリ同業組合規約の訳・注解(資料)
- 中世パリの大工職--パリ同業組合規約集第四十七篇 訳・註解(資料)
- 中世におけるパリのコンフレリ--パリ同業組合規約の資料的研究
- 都市の破壊と再建--都市史国際委員会(CIHV)の共同研究プロジェクト
- ヨ-ロッパ中世都市法論序説
- ラングドックにおける1254年勅令と議会
- 地方三部会の研究試論-3完-(フランス絶対王制の研究-1-)
- 地方三部会の研究試論-2-(フランス絶対王制の研究-1-)
- 地方三部会の研究試論(フランス絶対王制の研究-1-)-1-
- 手込め有機自硬性造型における半円形状鋳鋼品の変形抑制による工数低減
- 翻訳 Ch.プティ=デュタイイ『フランス中世都市における誓約団体〈コミューン〉』(4)
- 21世紀フランスのコミューン:コミューン証書とフランシーズ証書:プティ・デュタイイ著
- 中世パリの魚屋に関する法史料について--刊本史料を使用するための若干の予備的検討