限定合理性への手がかり : 実質合理性(Substantive Rationality)(<特集>ゲーム理論の拡張 : 新たな合理性概念の構築に向けて)
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概要
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エージェントの「合理性」という,行動を特微づける特性が,いわゆる情報構造の理論を用いてどのように定式化されるかを[6, 2],それぞれにて言及/定義される,実質合理性:"Substantive Rationality"の概念に焦点をあてて論じる.これは「合理性」の認識論的分析の,ある種の土台を探し出す作業をも含む.具体的には,この"Substantive Rationality"がエージェント間の共有知識であるとの一見同一の前提条件で,上記の文献で一見背反な結果が導出されている,その簡単な例を見る(「合理性」の定義の微妙な差異により,まるで異なる結果が導出されてしまうことは,示唆する所大である).簡単なイグゼンプラを見ながら説明を行う.
- 2004-12-01
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