コミットメントを含む繰り返しゲーム(<特集>ゲーム理論の拡張 : 新たな合理性概念の構築に向けて)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
虚偽のコミットメントの効用と,それを防ぐメカニズムを探るための基本的な枠組として,繰り返し囚人のジレンマゲームを拡張したモデルを提案する.さらに,そのモデルを用いた計算機実験により,コミットメントの履行に着目した三つの典型的な戦略の優位性について比較を行う.3戦略にノイズを加えた場合のコンピュータシミュレーションと,多様な戦略プールの中から淘汰によって優位な戦略が次世代に残るという進化ゲームの手法を用いた計算機実験を通して,コミットメントを破棄する戦略に比べて,コミットメントを履行する戦略の方が有利であるという結果を示す.
- 2004-12-01
著者
関連論文
- コミットメントを含む繰り返しゲーム(ゲーム理論の拡張 : 新たな合理性概念の構築に向けて)
- 構造マトリクスにおけるタイプ記号の諸性質とビジネス構造の表現に関する一考察
- WDSSについての一考察
- 最適化問題に対する知的WDSSの応用
- モデル論に基づくシステム開発方法論 : MGSTアプローチによる業務処理システム
- システム論的アプローチによるソルバの設計と実装 : 問題解決型経営情報システムのソルバの定式化
- あるオブジェクト指向データベースにおけるSQL機能の実現
- 進化経済モデルを念頭においた自律分散系のモデリングプラットフォームの構築
- DSS上のシステム開発 : オブジェクト指向と機能指向
- 相互学習を促進させる企業モデルの開発の試み(意思決定)
- あるmodel management systemの実施
- DSSのための企業モデルの構築
- DSSの新しいパラダイムとその実現
- 情報システム設計再考
- 新しいDSS概念にもとづく国際分散投資支援システムの構築
- モデルの実時間的結合
- DSSにおける自然言語処理
- あるMOdel Management Systemの実施