国際原油価格適正化検討のための世界統合LPモデルの構築(<特集>資源管理の理論と実際)
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概要
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わが国の石油精製業では,サウジアラビア等の中東の産油国から原油の多くを輸入している.1990年代に入り,この中東産出原油の原油価格がアジア向けと欧米向けに価格差が生じるようになった.このため、世界的視野で石油需給の地域間均衡を図りつつ,アジア地域の原油調達コストを下げることの実現可能性等を検討するため,線形計画法による世界統合LPモデルを構築し分析を行った.本稿では構築した世界統合LPモデルの構造と,分析の一例として,北東アジアヘのアフリカ原油輸入増加を行った場合の分析結果を述べる.
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2004-11-01
著者
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