分配束上の劣モジュラ関数について
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概要
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有限集合Eの分部集合の族からなる分配束をDとし、φ、E∈Dであると仮定する。また、Rを実数の全体とする。本論文では、f(φ)=0であるようなDからRへの劣モジュラ関数fについて考察し、そのような劣モジュラ関数fによって定まる基多面体[numerical formula]の端点を決定する。さらに、ゆるい仮定のもとで、多項式時間の手間で求められるfの上界と下界を与える。
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