情報技術の進歩がマーケティングにもたらすもの(<特集>統合オペレーションの戦略・マネジメント)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報技術はコモデイテイ化しミクロレベルにおいては競争優位の源泉にならないという論点は,新しいビジネスモデルが早晩陳腐化あるいは模倣されてしまうということで,マクロレベルの変化が個別企業の競争状況にフィードバックされる点を見過ごしている.情報技術の進化は,消費者行動に大きな影響を与えマーケティングを根底から変える力を侍っている.特に,ネット上の対話の「場」がネット・コミュニティ独自の価値観やルールというものを形成し,従来不可能であったことを可能にしているといった現象の背後にある論理を考察することは,情報技術の進化とマーケティングを考える上で重要である.
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2003-12-01
著者
関連論文
- 反日感情下の消費者行動モデル(その2)
- 反日感情下の消費者行動モデル(その1)
- まちの活性化の起爆剤--富士宮やきそば (特集 地域ブランドに向かうB級グルメ)
- 中国市場における面子と消費者行動に関する考察 : 既存文献のレビューに基づいて
- 地域資源発掘による市場創造--マーケティング大賞受賞ケースの研究
- ブランディング・イン・チャイナ--中国消費市場におけるマーケティング戦略(3)化粧品:イメージ・メーカーの戦い
- ブランディング・イン・チャイナ--中国消費市場におけるマーケティング戦略(1)総論:ブランディング・イン・チャイナ
- 人々の喜びが生まれるプロセスを中心にした「日本的経営」をめざせ (特集 崩れる市場経済万能主義と注目浴びる「日本的経営」の今後)
- 対立しない顧客志向と利益向上、必要なのは従業員各自の能力アップ (特集 日本企業が直面する最大の課題--株主第一主義か顧客第一主義か)
- "熊本から世界へ"伝統と革新、味千ラーメンの海外展開 (特集 「ご当地ラーメン」によるまちづくり)
- アジアの自動車データを用いたブランド選好形成プロセスに関する一考察
- 共感を考慮した認知・選考モデル : ブランドの構成要素間の関連性の検討
- 「食」のブランド化で地域の活力を再生する (特集 食農連携と地域再生)
- ブックレビュー(50)『Webマーケティングの科学』井上哲浩・日本マーケティング・サイエンス学会編
- アジアにおけるブランド知識の学習パターン
- 論点多彩 デジタル・ライフ革命
- 情報技術の進歩がマーケティングにもたらすもの(統合オペレーションの戦略・マネジメント)
- 擬似的ブランド拡張によるブランド・アイデンティティの強化
- エレファントデザイン (ビジネス・ケース エレファントデザイン/エンジン--消費者参加型の商品開発ビジネスモデルの可能性)
- BOOKS in REVIEW(17)『新版 生命と場所』清水博=著,『知識創造企業』野中郁次郎、竹内弘高=著,『ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則』ジェームズ C. コリンズ=著--知識スパイラルのダイナミズム
- eコミュニティの誕生とマーケティングの革新 (特集 革新する流通)
- 品質と価格 : 消費の「場」のヒューリスティックスおよび卓越した企業の特性
- マーケティングとコミュニケーション(特別セッション「業務改革とコミュニケーション」)
- 非補償型(最尤満足化)モデルによる広告への態度の分析
- 産業復興のマーケティング : 地方と都市をつなぐインターフェースを作れ (特集 東日本大震災からの産業復興)
- 離島産業のマーケティングを動かすネットワークの構築 (特集 復帰40年を超えて、地域資源の産業化に向かう沖縄)