カテゴリ視点からのブランドの評価(<特集>ブランド価値のモデル化に向けて)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
スーパーマーケットの店頭で販売されるブランドの多くは,消費者によって期間中に繰り返し購買が行われる.カテゴリ視点からこのようなブランドの評価を行うために,消費者の異質性を考慮したブランド購買行動モデルを利用した.簡単な仮定から導かれるこのブランド購買行動モデルを展開することにより,カテゴリ購買頻度やブランドロイヤルティについての規準的な行動を予測することができる.さらに消費者の購買履歴データから推定されたモデルのパラメータを利用して,実際の購買行動がどれだけ規準的な購買行動から逸脱しているのかを見ることにより,ブランドの評価が行われた.
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2003-10-01