能楽作品における家族相について : 家族をテーマにした新作能詞章創作のための前段階的素描(家族III 家族の諸相と現代における課題)
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概要
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能楽作品のなかに、家族のありようをさぐって、その特質を素描し、<能の作品が親と子を主眼においてえがくとみえるのに対して、狂言作品が夫と妻を主眼にえがいているとみなされること>ほか、作品の具体に即したいくつかのことがらを論じる。なお、この稿は、家族相の素描のためにとりあげた作品について、そのおおまかな内容の把握を先だてて、本文そのもののさまざまな違いには考慮していない。そのことによって生じる家族相の論点の重要なことなりがあれば、今後の課題である。
- 青山学院女子短期大学の論文
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