タンパク質の疎水水和 : アクチン分子間に働く排除体積効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
拡張scaled particle theory(XSPT)は,溶質分子の大きさを仮想的に変えた際の排除体積の挙動を用いる溶液理論である.我々は高分子込み合いにおける排除体積起因平均力ポテンシャルをXSPTを用いて計算した.実験値を定性的に再現すると言われるAsakura-Oosawa理論(AO theory)は,XSPTに極限式として含まれることがわかった.実際にアクチン分子についてXSPT,AO双方で計算を行った.
- 2003-09-25
著者
関連論文
- Scaled Particle Theoryからみた溶媒和のvan der Waals描像(2nd Mini-Symposium on Liquids-Ver der Waals描像の周辺-,研究会報告)
- 28aRH-7 溶媒和の熱力学 : 拡張scaled particle theoryによる計算(28aRH 領域12,領域11合同シンポジウム:分子シミュレーションと熱力学量,領域12(ソフトマター物理,化学物理,生物物理))
- タンパク質の疎水水和 : アクチン分子間に働く排除体積効果
- 蛋白質の水和自由エネルギーの計算(若手による溶液化学の新展開)
- 2011九州支部例会報告 2011日本生物物理学会九州支部例会運営委員会