省資源・省エネ光源の現状(<特集>最新のシステム制御化照明)
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概要
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1879年にエジソンがカーボン電球を発明して以来,光源の開発においては,高効率,省エネ,コンパクト,長寿命,高演色性,高出力などの事項が継続的に追求されてきた.この間,新しい発光原理の発見と材料の開発により,ハロゲン電球,蛍光ランプ,HIDランプ,LEDが実用化されてきた.現在では,地球環境保護が全世界規模で叫ばれており,特に1997年に京都で開催された地球温暖化防止会議を契機として,省エネルギー・省資源の観点からの光源開発に拍車がかかっている。これは,光源をLCA(Life Cycle Assessment)分析すると,省エネルギーであるほど環境に対する負荷が低いからである.以下,発光原理にもとづいた光源の分類ごとに最新の開発状況をまとめる.
- 2003-10-01