住宅のエネルギーと照明 : 暮らしに不可欠な照明だからこそ上手に省エネを(<特集>地球環境と照明)
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概要
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生活の基盤である住宅.日々,私たちはその住宅で「照明」のお世話になっている.まだ陽のあたらない早朝のキッチンで,窓の小さなトイレや浴室で,細かな作業の時,家族で囲む食卓で,食後のくつろぎで,飾り棚のなかで,日没後の玄関で…….ある時は明るさそのものを生み出すために,またある時は居住空間のデザインのために,たいまつ,焚き火の時代から多様な工業製品に至る現代まで「照明」は私たちの暮らしの名脇役として大活躍してきた.また今後もずっとお世話になるエネルギー機器である.地球環境問題解決のため,エネルギー消費の効率化,省エネルギーの重要性が各方面で論じられている今,私たちは,照明とどう係わっていくことができるだろうか.筆者自身は,日頃は省エネルギー社会の実現に必要な実践的な学校教育やエネルギー消費の調査などを仕事としている.照明については特別の専門家ではなく,特にその工業技術的側面の知識は一般生活者とそれほど変わらない.その立場であることをご容赦いただき,照明について,エネルギー消費の面から概観してみたい.
- 社団法人照明学会の論文
- 2003-09-01
著者
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