心身医療における"癒やし"の考え方
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概要
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人の存今は心身一如のものであり,ために心身医学の重要な課題が常に検討されている.人間が治療者であり治療を受ける立場のほうも人間である以上,医療そのものを人間との関係コミュニケーションとして捉える"癒やし"がある.治療を行って治癒に至らしめる与えや行動も大きく"癒やし"の一環として見直してみることが必要となってくる.つまり,その上うにすることで治癒目的へ向けての治療者と患者の力関係が人間同士の熱のこもったエネルギーのぶつかり合いや転換よりも,悩を解放してのやさしい愛(理研,松本)や腰痛症状を怒りの感情としての身体と心の不思議な関係と捉える(サーノ,ニューヨーク大)などユニークな発想が生まれてくることになる.
- 日本心身医学会の論文
- 2003-03-01
著者
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- 心身医療における"癒やし"の考え方