カラートーク開発におけるニーズ発掘から実用化まで(<特集>福祉機器開発の基礎から実用・その哲学)
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概要
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福祉機器を開発し,実用化に至までにはいくつかの課題が指摘されている.しかし,開発者としてはまず,使用者にとって費用対効果のある良い福祉機器を作ることが重要である.筆者らこれを目標に,視覚障害者向けに色を言葉で知らせてくれる携帯型色認識装置「カラートーク」を開発した.このカラートークの開発を「ニーズ発掘」,「事業化調査」,「技術開発」,「評価」,「製造」,「事業化」のプロセスに分け,障害者と係わり合い方とタイミング,開発側の意志決定のタイミング,技術的課題とその解決策,実用化のために細かな配慮点など,他の福祉機器開発の参考となるポイントを紹介した.
- バイオメカニズム学会の論文
- 2002-11-01
著者
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