視覚障害者のためのVR技術(<特集>バーチャルリアリティの新しい潮流)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では,視覚障害者のためのVR技術について,晴眼着用VRとの違いについて述べ,次に聴覚と触覚に情報を提示する形式にわけてその原理と応用例を紹介した.聴覚VRについては,頭部伝達関数を用いた音響VRの原理と,視覚障害児教育への応用例,及び視覚障害者歩行補助への応用例を紹介し,続いて視覚障害者の障害物知覚について説明し,その訓練を行うための音響VR技術の例を紹介した.また,過去に行われた歩行補助装置の研究についても概説した.触覚VRについては,数少ない研究事例の中から,ピンディスプレイを用いた視覚障害者用3次元触覚情報提示装置の研究を紹介した.
- バイオメカニズム学会の論文
- 2001-05-01
著者
関連論文
- 3次元サウンドを用いた視覚障害者用聴覚空間認知訓練システム
- 1G07 産総研のワークライフバランス支援(2) : 育児特別休暇制度の導入(科学技術人材と男女共同参画(1),一般講演,第22回年次学術大会)
- 1G06 産総研のワークライフバランス支援(1) : 一時預かり保育支援制度(科学技術人材と男女共同参画(1),一般講演,第22回年次学術大会)
- 感覚代行技術
- 視覚障害者のためのVR技術(バーチャルリアリティの新しい潮流)
- 音案内によるイベント来場者誘導の試み--産総研オープンラボ2010における実験
- アクセシビリティ設定のためのアクセシビリティ