CAIと演習による情報基礎(教職科目)の学習効果
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概要
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教職科目の情報基礎において, 学習者が主体的に授業に取り組むように, 講義, CAI学習, プログラム演習を組み合わせて, 学習内容が理解できるように工夫した. その結果をCAI得点, 試験得点, 演習結果, アンケート結果などによって, 定量的に学習効果を測定した. 記述テスト形式CAIによる1分野当たりの平均正答率(10間)は49%であったのが, 定期試験の平均正答率は66%に上昇した. その平均学習伸び率は約31%であり, 平均学習項目変化率は55%であった. その解答には約20分要した. 89%の学習者が演習の課題を締め切りまでに提出した. 1課題を完成するための処理件数と所要時間の平均はそれぞれ約10件と約147分であった. 学習者自身に解答正誤判定を行わせると, 正しい判定, 誤った判定, 無答の割合はそれぞれ63%,16%, 21%であった. 学習者が「情報基礎」に興味を持ち, 本授業を参加型の授業であると強く認識するようになった. このような授業展開は, かなり有効であることが判明した.
- 1996-11-30
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