人体からの生物フォトン計測
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概要
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生物フォトン発光は、生物界における普遍的な生命現象の一つであり、ミクロ〜マクロの生体系が極めて微弱な光を自発的に放つ現象の総称である。これまで筆者らは、通常肉眼では検知できないような微弱な生物フォトン発光を高感度で、定量的に計測する手法を長年にわたり研究、開発してきたが、本文では特に、種々の生理的条件のもとでの、人体から直接採取した試料および生体表面からの生物フォトン発光の計測と特性検討について述べる。これらの実験結果は、生物フォトン発光が人体の状態に関する有用な医学・生物学的情報をもたらすことを示すものである。ここではまた、非侵襲的な診断手法としての生物フォトン事象の今後の可能性について言及すると共に、気功および経穴(ツボ)や針灸に関連したいくつかの実験結果についても概要を報告する。
- 国際生命情報科学会の論文
- 2000-09-01