α波1/fのゆらぎミュージックによる外気治療の自律神経変化と疼痛改善に関する報告
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概要
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外気功によって自分自身の意識に反して様々な反応が、気を受けた生体に起こることがある。無意識な反応を西洋医学的に表現すると、自律神経の反応と考えることができる。今回、日本で著名な気功師である中川雅人氏が5年前に開発した外気功効果を持つカセットテープ「音氣」を使用して、述べ466名(総アンケート数1634)に外気治療を行い、その後の反応を調査した。調査内容は、前後の心拍数の変化、Aリラックスの有無、B体温上昇感、C生理的反応(分泌物)、D体動、疼痛変化などである。結果としては、心拍数は高いものは低下し、低いものは上昇するという傾向が認められた。また、B、C, Dに関しては、コントロールに対して有意差がみられた。さらに疼痛有効率は73.6%のデータを得た。自律神経的見地で若干の考察を加え報告する。
- 国際生命情報科学会の論文
- 1996-09-01