人体周辺に観測される異常磁気
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概要
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本研究は特殊な能力を持つ被験者の身体周辺に観測される磁気の分布について報告する。被検者は56才の日本人男性で、クライアントの手を軽く触るだけでクライアントの健康状態を診断することができると主張する。この診断の際に被験者の周辺に発生する磁気を測定した。磁気センサーはフラックスゲート式磁気センサーを用い、1ユニットには直交3軸方向に1個のセンサーを配置させ、磁気の大きさと方向を測れるようにした。また、磁気センサーユニットを10個準備し、各ユニットを被検者の正面から背中側へ水平直線状に配置して人体周辺の磁気分布を測定し分析を行った。分析の結果、どのユニットも磁気の方向は正面から背中へ水平方向に向いており、その強さは被検者の身体に近い背中側が最大であった(8×10^3nT)。また、磁気分布は身体から離れるに従い小さくなるイベントがほとんどであったが、被検者の意識が異なる状態と思われるイベントでは磁気のピーク値(磁界の強さの絶対値)が背中から23cm離れた空間に現れ磁気の分布状態が異なっていた。これらは意識による磁気発生に関する新しい知見を示唆している。
- 国際生命情報科学会の論文
- 2004-09-01
著者
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世一 秀雄
新エネルギー電磁気学研究会(inee):国際総合研究機構(iri)情報センター
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桜井 進
新エネルギー電磁気学研究会(inee)
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小牧 昭一郎
新エネルギー電磁気学研究会(INEE)
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小野 裕二
新エネルギー電磁気学研究会(INEE)
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小牧 昭一郎
新エネルギー電磁気学研究会(inee):国際総合研究機構(iri)情報センター