影で、虚数を図示する考え方(その1) : 基本となる放物線・直線の影
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概要
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現行の数学理論によれば、2次方程式f(x)=g(x)の解が虚数であるとき、実像y_1=f(x)、y_2=g(x)には、確定したその虚数解を示す共有点はないと結論する。表にまとめれば[figure]数が虚数にまで拡張されたのに対して、図は実像のままということに私は不自然さを感じて、研究をはじめた。・実像から影を創りだした(実像・光源相当・影の3つ)・実像に実数を、そして影には虚数の関係をつくった・判別式の正・0・負によらず解を常に図示可能とした、・実と虚が同時共存する3次元空間でも図示可能とした・表の太枠部分を、影上の異なる2点へ修正すること・放物線・直線の影を基本として、3次曲線・円錐曲線・正弦・指数・対数等や、球等の影も考えた・実像と虚数で、影の微積分も表せるようになった
- 1996-12-14
著者
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