〔第 1 篇〕結核マウスの生存日数に及ぼす接種結核菌株, 菌量及び供試マウスの系統等の影響(結核マウスの生存日数を指標とせる化学療法剤の効果)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
抗結核剤の動物実験的研究に於けるin vivoのscreening testの一方法として結核マウスの生存日数を指標として其の治療効果を比較検討する方法を検討した。本篇に於ては結核マウスの生存日数に及ぼす接種結核菌株, 菌量及び供試マウス等の影響について検討した。其結果, 黒野株0.5mg per mouse接種, dd系マウスを用いて判定には生存率曲線と平均生存日数との綜合判定による方法を採りあげ, 此方法によりSM, PAS及びINHの3者の抗結核性を検討した。そして本法が抗結核剤のscreening testの簡便法として利用し得ることを確認した。
- 京都大学の論文
著者
関連論文
- 結核化学療法施行前の喀痰中結核菌の耐性検査成績について(第 2 報)
- N-Acetyl-D-Glucosaminyl-Isonicotinic Acid Hydrazide (AG-INH) の抗結核性に関する研究
- 第 5 篇結核マウスの生存日数に及ぼす TBlと Cyanacetic acid hydrazide との併用効果に関する研究(結核マウスの生存日数を指標とせる化学療法剤の効果)
- 第 4 篇結核マウスの生存日数に及ぼす Kanamycin と他種抗結核剤との併用効果に関する研究(結核マウスの生存日数を指標とせる化学療法剤の効果)
- 第 3 篇結核マウスの生存日数に及ぼす Cycloserine と Streptomycin, Isonicotinic acid hydrazide 並に Viomycin との併用効果に関する研究(結核マウスの生存日数を指標とせる化学療法剤の効果)
- 第 2 篇結核マウスの生存日数に及ぼす Kanamycin の治療効果に関する研究(結核マウスの生存日数を指標とせる化学療法剤の効果)
- 〔第 1 篇〕結核マウスの生存日数に及ぼす接種結核菌株, 菌量及び供試マウスの系統等の影響(結核マウスの生存日数を指標とせる化学療法剤の効果)
- 結核マウスの生存日数を指標とせる化学療法剤の効果-1〜5-