相互構文と再帰構文 : "sich verbrudern mit"タイプ, "sich vertragen mit"タイプ, "sich treffen mit"タイプを例に
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概要
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相互関係を表す相互構文に再帰構文が対応する場合がある。本稿では、両者の関係は「相互動詞」や「対称的再帰動詞」という概念によっては十分に説明されないことを指摘し、再帰構文を構文モデルと情報構造の観点から考察する。さらに、相互構文に現れるsichを取り上げ、これが再帰代名詞の相互的用法ではないことを検証すると共に、この構文で観察されるmiteinanderの省略を「対称性」との関連から考察する。
- 大分大学の論文
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