契約論ベースの会計研究における裁量的会計行動の分析フレームワーク
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概要
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本稿の目的は、契約論ベースの会計研究における経営者の裁量的会計行動をめぐる議論を整理し、実証研究のための分析フレームワークを構築することにある。まず、裁量的会計行動の分析には、その「経済的背景」、「目標となる会計数値」、そして「手段」という三つの要素があることを述べ、各要素を軸として先行研究を概観する。そのうえで、日本企業を分析対象とした裁量的会計行動についての分析フレームワークについて検証する。
- 名古屋商科大学の論文
- 2003-03-01