情報ネットワークシステムを中核とした地域貢献構想
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概要
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本報告では, 本学情報ネットワーク施設を中核的な技術システムとして, 本学教員等の参画のもと, 主として長崎県およびその周辺地域の大学, 企業, その他諸機関ならびに個人の実務家, 専門家, 研究者等と連携を図りつつ, 情報技術に関わる新事業の展開やイノベーションの開発ならびにその普及を支援することにより, 地域の社会経済的な発展に資することを提案する。これは, 長崎県によって設立されたとともに, 地域に開かれた大学を目指すという本学建学の理念にも合致することであると考えられる。なおこの際, われわれは学産協力, 学産官協力あるいは大学間研究協力について一定の理念をもち, それを先見的に明示しておく必要がある。また, これらの協力関係を築くにあたっては全般的な学内情報システムの見直しと再編成が不可欠である。これに加えて, 共同研究等を行うためのルールを整備し, その受け皿を用意しておかなくてはならない。
- 県立長崎シーボルト大学の論文
- 2000-12-20