栃木県下の部落差別と解放運動(3)(人間科学編)
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概要
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以下に呈示する資料は, 983年5月30日〜31日に,栃木県下都賀郡大平町在住のKG氏のご家族のみなさんからうかがった聞き取りの記録である。KG氏は1925 (大正14)年生まれ。部落解放同盟栃木県連のリーダーの一人である。父KF氏は1906 (明治39)年生まれ。母KMさんは1905 (明治38)年生まれ。妻KTさんは1927 (昭和2)年生まれである。部落差別をめぐる「昔と今」,「男と女」といった比較の視点をもって,聞き取りの資料を虚心に読み取っていただければ幸いである。記録の編集の仕方は,従来と同様である。なお,本稿末尾に,調査メンバーの一員である石川准による調査覚書を付した。
- 千葉県立衛生短期大学の論文
著者
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