エチレングリコール水溶液中における凍結層の性状
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概要
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試験容器内に設置された冷却面上に成長する凍結層の特徴を検討するため、実験的研究を行った試験流体として、水および15、20、30wt%のエチレングリコール水溶液を用いた。水から得られる凍結層は界面が滑らかになる。一方、水溶液の凍結層は針状構造になり易く、冷却面温度によっては白濁した状態になることがわかった。また、水溶液の場合、凍結層厚さは濃度が高いと薄くなる傾向が見られた。観察された凍結層の性状について、冷却面温度および周囲流体温度を用いて整理を試みた。
- 専修大学北海道短期大学の論文
- 2001-12-30