環境保全型農業における緑肥用トウモロコシの栽培に関する研究(第1報)
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概要
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緑肥作物は環境保全型農業に適した作物であり、土づくり効果と肥料的効果を期待できる。しかし緑肥作物の播種・管理・処理などの栽培方法が、具体的には不明であるといわれている。本報告は、これらを明らかにするために実験を行ったものである。実験結果の概要は次のとおりである。1)緑肥用トウモロコシの収穫量を増やすためには、肥料の量を増やすよりも栽培本数を多くすべきである。2)緑肥用トウモロコシの茎は、細断の有無に関わらず、発土板プラウで土中にすき込みができる。3)緑肥用トウモロコシの茎の強度試験により、茎を細断すると土中で腐敗しやすくなることが分かった。
- 2001-12-30