FDA(fluorescein diacetate)加水分解能に基づく土壌全微生物活性測定法の改良
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
FDA(3',6'-diacetylfluorescein)加水分解能に基づく土壌全微生物活性の測定法を改良した。FDA加水分解速度は,従来用いられてきた60分間の反応時間中に変動した。反応初期のラグの存在に加え,30分以降の反応速度の減少が観察された。これらから,反応時間を30分間に短縮し,15分後と30分後の吸光度(A_490)の差を活性とした。この方法で測定した土壌微生物の全活性の変化は,土壌細菌数の変化とよく一致した。
- 香川大学の論文
- 1993-03-31
著者
関連論文
- 偏性低栄養土壌細菌の糖質,アミノ酸およびビタミンによる生育阻害
- 26 Nitrosomonas sp. TK794株の分子系統学的分類についての検討(関西支部講演会)
- 5-8 各種酸性土壌におけるアンモニア酸化活性の特徴(5.土壌生化学)
- イチゴハウス内CO_2環境と収量の向上に対する土壌有機物の効果
- イチゴハウス内の炭酸ガス環境と光合成に及ぼす土壌有機物の影響
- 希釈平板法による酸性土壌の微生物計数値と得られた微生物単離株の耐酸・耐アルミニウム性の検討
- FDA(fluorescein diacetate)加水分解能に基づく土壌全微生物活性測定法の改良
- 4-25 塩化ナトリウム添加に伴う耕地・未耕地土壌の微生物相変化と無機態窒素蓄積量との関係(4. 土壌生物)
- 6 ゴルフ場グリーンの土壌微生物相の農薬散布に伴う変化(関西支部講演会要旨)
- 土壌物理実験結果の現地への適用性に関する研究 : (III) 土壌の力学性の現地測定について
- 2 土壌放線菌の亜硝酸生成経路(関西支部講演会)
- 従属栄養土壌細菌の亜硝酸生成経路(1998年度大会一般講演要旨)
- amoに着目した土壌中のアンモニア酸化菌のDNAレベルでの解析の試み(1998年度大会一般講演要旨)