スウェーデンにおける情報基盤としての図書館の役割
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概要
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国立大学図書館協議会の海外派遺事業で、スウェーデンの図書館を訪問した。スウェーデンは高度福祉社会であり、生涯学習の盛んな国である。また、インターネットの普及率も世界のトップクラスである。スウェーデンの大学図書館において中心的役割をもつ王立図書館の一組織であるBIBSAMをはじめ、いくつかの図書館を訪問し、情報の流通と図書館サービスについて調査した。その結果、図書館は市民に支持を受けた社会的、文化的公共機関であることを確認した。発達したIT社会において図書館は学術情報、生涯学習を支える情報基盤としての役割を果たしている。