島根大学における電子ジャーナルを中心とした学術情報基盤整備計画(2001-2003) : 電子ジャーナル群の導入経過、利用支援システム、今後の課題
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概要
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島根大学では、外国雑誌購読中止にともなう学術論文自給率の低下や、利用者アンケートによる学術雑誌の利用環境改善への要望に対するため、平成12年11月に"学術情報基盤整備計画"を策定し、電子ジャーナルの導入を中心に学術情報利用環境の改善に努めてきた。3年次計画の最終年にあたる本年は、プロジェクトの実施過程で得られた利用者の評価や要望、利用データ等を分析し、今後における学術情報利用環境の安定的・断続的な整備に向けて"第二期学術情報基盤整備計画"を策定中である。本稿では、電子ジャーナルの導入経過や経費問題、利用拡大のためのアクセス・ツールやリンク機能の設定など、本学での対応事例を紹介しながら今後の方向性を模索する。