確かで豊かな言語感覚と、伝え合う力の育成を目指して(国語科)
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概要
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国語科の固有性、独自性を生かすために、目指すものとして「確かで豊かな言語感覚」と「伝え合う力」とを研究主題に掲げた。「確かな学び」の具現化を図るための方略から、国語科としての方法と留意点をもって実践に臨みたい。実践では、詳細な読解指導に偏りがちだという文学教材の指導について、工夫し、改善を図ることを試みた。文学教材の取り扱いの中でも「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の指導を調和的に行うことを意識した。1領域を取り立てる扱いに対して、3領域の有機的なつながりを目指すことの長短と、その選択や比重をどうとらえ、どう取り扱うかが課題として残った。
- 北海道教育大学の論文
- 2000-10-27