宇津保物語「内侍のかみ」巻における孤立文(A)について : 「まかなひにもわたらせ給へりき」の解明
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概要
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宇津保物語「内侍のかみ」の巻には、一般に孤立文と称され、前後の本文から文脈の上で浮いた存在となっている部分がある。旧稿ではそれを「沖つ白波」冒頭と同内容のものがあったと論じたが、その上に位置する「まかなひにもわたらせ給へりき」の意味を把握していなかったので考察した。
- 熊本大学の論文
- 1968-12-30
著者
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