寧楽共働学舎の25年の歩み : 障害者ではなく多様な人達との共同生活
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概要
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共働学舎は28年前に長野県北安曇郡小谷村で産声をあげ、総勢10数名の小さな集団からスタートしました。共働学舎はもともと福祉施設を作ろうと思って始まった集団ではありません。人間は姿、形、能力、体力、等々ありとあらゆる目に見えるものが違っても被造物である人間は天地万物を創造した主の前には平等であり、同格であるという理念によって生まれた共同体です。しかしながら、この思いに忠実であればあるはど私達の共同体は福祉施設の様相を呈してきました。寧楽は今20名弱の集団です。半数は種々の事情で今の世の中に上手に適応できません。スタッフも福祉の専門的な教育を受けたものはいません。こんな集団の25年を振りかえってみたいとおもいます。
- 2003-02-05